090809 酒井法子さんが薬物によるスキャンダルから立ち直るために

いまさら説明するまでもありませんが,8月8日,酒井法子さんが警視庁富坂署に出頭し,逮捕されました。昨晩の時点では,自宅から発見された覚せい剤の所持は認めているものの,行方をくらませてからの行動の説明は拒んでいるということです。

薬物からの立ち直りは簡単ではありません

経験上,薬物を濫用する事案は,非常に再犯が多く見られます。二回目に起訴されるような人は,だいたい三件,四件と繰り返します。

薬物を販売する側からすると,過去に薬物を利用したことがある人は,非常に良い常連客になる可能性が高いことから,積極的に薬物を売り込んでくるでしょう。なかなか足を切るのは難しいのです。

すべてを明らかにし,環境を大きく変えましょう

やはり,薬物を容易に入手できる環境を変えるしかないと思います。薬物を入手する経路をすべて明かし,これまでかくまった人物も含めて,すべてつまびらかにすべきです。もし芸能人という立場が薬物に手を染める原因ならば,サン・ミュージックの社長がなんといおうと,芸能界から立ち去るべきでしょう。

しかし,残念ですが,今の彼女からそのような考えは見られません。所持についても非常にあいまいな認め方をしていますし*1,出頭するまでの所在についても供述を拒んでいるからです。これらの態度からすると,薬物と彼女の関係は,非常に根が深いことを推察されます。とても「つい出来心」とは言えないような関係ではないでしょうか。

*1:「私の部屋から見つかったというのなら,所持していたことに間違いありません」というのは,変な認め方です。自分で入手したのか,なんのために持っていたのか,きちんと説明できるはずです