081130「追い出し屋」被害相次ぐ

朝日新聞より。

賃貸住宅の連帯保証を請け負う業者らが、家賃を滞納した入居者に強引に退去を迫る「追い出し屋」の被害が広がっている。被害者の多くは低所得者ら。弁護士らは「新手の貧困ビジネス」と批判し、救済に乗り出しているが、家賃保証業務を規制する法律はない。
ひどい貧困ビジネスである,のひとことです。記事にしたことは流石。しかし…
なぜか自救行為という指摘が記事にありません。
 「取り立てが来たら、娘に嫌な思いをさせる」。女性は妹の自宅に一時避難した。まもなく鍵が交換され、会社から「荷物を預かる」と連絡が入った。1日千円の「保管料」を求められた。
賃借人に無断で立ち入ること,物を撤去することは,自救行為=自力救済であり立派な犯罪です。遅延損害金だろうが,監督官庁がなかろうが,まずは記者はそこを指摘すべきです。にもかかわらず触れない。一般教養レベルの法学です。多少でも本を読んだことがある人間ならわかるはずですが。朝日新聞の記者の水準はここまで落ちたか!?