080522否認へ・・・現職裁判官ストーカー事件

どうやら否認のようです。
ストーカー容疑の地裁判事、「恋愛目的でない」と主張

20歳代の女性に面会を迫るメールを繰り返し送ったとして、宇都宮地裁判事下山芳晴容疑者(55)(東京都文京区千石)がストーカー規制法違反容疑で逮捕された事件で、下山容疑者が「ストーカーのようなメールは送ったが、恋愛目的ではない」などと供述し、同法に抵触しない旨の主張をしていることが22日、わかった。

 山梨県警の捜査幹部が明らかにした。

 ストーカー規制法は、恋愛感情や、それが満たされないことに対する恨みの感情を満たす目的で、面会や交際を求める行為などを規制している。

 県警は同日午後、下山容疑者を甲府地検に送検し、本格的な調べに入る方針。

 発表などによると、下山容疑者は、甲府地家裁都留支部長だった2月19日〜3月19日、山梨県に住む裁判所職員の女性への恋愛感情が満たされないことを恨み、女性の携帯電話に「明日会えるのかな」などと面会を迫るメールなどを十数回送り付けた疑いが持たれている。YOMIURI ONLINEより


今後は否認事件として捜査されることになるのですね。捜査が裁判所の執務に悪影響を及ぼさなければいいのですが・・・。

【追記】080522県警によるリーク作戦・・・現職裁判官ストーカー事件

時事通信:下山容疑者、自ら捜査依頼=裁判官ストーカー事件−山梨県警キャッシュは取れませんでしたが。

現職裁判官のストーカー規制法違反事件で、逮捕された宇都宮地裁判事下山芳晴容疑者(55)が第三者を装い、警察庁幹部や山梨県警幹部に女性の被害に関する相談をしたり捜査に乗り出すよう要請したりしていたことが22日、関係者の話で分かった。
 下山容疑者はインターネットカフェのパソコンなどから匿名でメールを送っており、警察が捜査しても発信者は特定されず、捜査もかく乱できるとみていた疑いもあり、県警が経緯を調べる。
 下山容疑者は2月中旬から1カ月間、20代の女性の携帯電話に面会などを求めるメールを執拗(しつよう)に送ったとして逮捕された。
かくして捜査機関関係者によるリークが駄々漏れ状態になりそうです。
ベテラン裁判官にしてはずいぶん杜撰な証拠隠滅のように思われますが・・・。フリメを使えるのに,身元が特定されないと考えるのもどうかと思います。生地から推測される犯人の人物像が支離滅裂な印象を持ちます。ここまで報道されると,満期にどういう処分をするのか,世間の注目が集まるでしょう。担当検察官と決済官のプレッシャーはいかばかりでしょうか。