080410【靖国】そんなに上映させたくないのでしょうか?

毎日新聞:映画「靖国」:出演の刀匠「李監督は信用できない」  魚拓

映画「靖国」:出演の刀匠「李監督は信用できない」

 映画「靖国 YASUKUNI」の中心的な登場人物で高知市の刀匠、刈谷直治(かりやなおじ)さん(90)と妻貞猪(さだい)さん(83)が10日、毎日新聞の取材に応じた。刈谷さんは「映画は刀作りのドキュメンタリーと聞いていた。李纓監督はもう信用できない」と不信感を募らせ、「出演場面をカットしてほしい」と話した。

自民党の有村議員の国会質問から新たな波紋が広がっています。同議員が刈谷さんに電話で質問すると,映画に出演している部分をカットしてほしいといったとか。一方,監督は上記記事のように反論しています。もともと刈谷さんらは撮影することは許容していました。したがって,いきなり電話で確認したに過ぎない有村議員の話は割り引いて聞く必要があります。また,この状況で刈谷さんたちは,有村議員の話を全面否定するのは難しいでしょう。現に,4月10日夜のニュースゼロの取材での刈谷さんの奥様の回答は,「カットしてほしい」ではなく,「考える時間がほしい」でした。刈谷さんらの発言も錯綜しているのが現状です。

 なりふりかまわない一部保守系議員の暴走が目立ちます。