080524ストーカー判事、告訴前に犯行打ち明け

ストーカー判事、告訴前に犯行打ち明け 魚拓

宇都宮地裁の現役裁判官のストーカー規制法違反事件で、同僚の女性職員が山梨県警に告訴する前、下山芳晴容疑者(55)=東京都文京区=が「自分がメールを送った」と女性職員に犯行を打ち明けていたことが24日、分かった。

 ストーカー規制法は、警告なく摘発する場合、被害者の告訴が必要と定めている。県警は、女性に告訴をやめさせるため、下山容疑者が犯行を打ち明けた可能性もあるとみている。

 事件は、下山容疑者が知人の警察庁幹部に相談を持ちかけたことから発覚。警察庁から連絡を受けた県警は3月18日、女性から話を聞き、捜査を始めた。

 女性は「昨秋ごろには、知人の携帯にも無言電話や変な声の電話があった」などと訴えたため、県警は3月下旬、この知人の携帯の通話記録を調べる差し押さえ令状を請求。当時、甲府地・家裁都留支部長だった下山容疑者が、令状を発布した。下山容疑者はほかにも、事件に関する令状を4通発布していた。

 通話記録には、着信記録も含まれているが、下山容疑者の犯行とみられる通話記録はなかったという。女性は4月10日、同法違反の罪で下山容疑者を告訴していた。MSN産経ニュースより

いろいろ不可解です。
経験上,無言電話が連続したり,変なメールが十数通来るくらいではなかなか捜査期間は動きません。誰かによる強力なプッシュがあったとみられます。また,追い詰められたからにせよ,メール送信を自白したからには,あえて強制捜査が必要なのか疑問がわきます。

変な進み方の事件だなあ,と感じます。